■ 東日本50Hz、西日本60Hz
日本では、電力会社から家庭に供給されている交流の電気の周波数は、富士川、信濃川、糸魚川付近を境に東日本が50Hz、 西日本が60Hzとなっています。(一部混在地域有り)
明治時代に東日本、西日本で別の発電装置を輸入して供給を始めた 名残が現在も引き継がれているのです。
■ 周波数の違いで使えなくなる電気機器も
お使いになる電気機器によっては、周波数が変わると能力が変わるものや、 そのままでは使えないものもあります。
最近の家電品、家庭用電動工具などでは50/60Hz共用のものが増えてきましたが、特にモーターを使用した機器などではそれぞれの周波数に合わせたものを使う必要があり、 引っ越しの時や他の地域に機器を持ち込む場合は注意が必要です。